(6)  柏市立手賀中学校



   柏市立手賀中学校 (http://www.tega-j.kashiwa.ed.jp/


  手賀中学校は,学区が手賀沼南岸に沿って東西7.5kmに広がり,緑あふれる地域にあります。長い歴史と伝統に支えられた土地柄で,名所・旧跡も多くあり,地域住民も誇りと愛着を抱いています。自主・礼節・鍛錬を校風とし、小規模校としての特色を生かし、子どもたちは伸び伸びとした環境で学校生活を送っています。

学びの場 手賀沼  <手賀中学校 総合的な学習の時間>

  手賀中学校の総合的な学習の時間は,「手賀沼学習」と称して,本校の特色ある学習として定着しています。身近にある手賀沼を学習テーマとして「手賀沼学習」を展開することにより,この地域ならではの学習課題を設定することができます。生徒の興味・関心は高く,意欲をもって課題に取り組んでいます。

手賀沼学習

第1学年テーマ

第2学年テーマ

第3学年テーマ

『手賀沼の美しさ・素晴らしさに気づこう』

【手賀沼から学ぶ】

『手賀沼の価値と恩恵について学ぼう』

【手賀沼について学ぶ】

21世紀に誇れる手賀沼の未来を考えよう』

【手賀沼のために学ぶ】

目  標

目  標

目  標

<手賀沼の自然や生き物に触れ,手賀沼の美しさや素晴らしさを発見する>

<手賀沼と人々の関わりを学び,手賀沼の価値と恩恵を理解する>

<手賀沼の汚染の現状を調べ,その原因と対策を学び,手賀沼の未来と自分たちの役割を考える。

グループテーマ

グループテーマ

グループテーマ

◇手賀沼とその周辺の自然(土地の様子や気候)

◇手賀沼とその周辺の生き物(植物)◇手賀沼の生い立ち(どのようにしてできたのか。大昔からの変化)

◇手賀沼とその周辺の自然

(鳥と昆虫)

◇手賀沼周辺の身近な植物

◇手賀沼の魚

◇手賀沼とその周辺の生き物(微生物)

◇土地〜染井入落しを追う〜

◇手賀沼の鳥

◇手賀沼と平将門の結び付き

◇手賀沼周辺の伝統芸能

(手賀囃)

◇沼南町の地名のいわれ

◇手賀沼が汚れてからの各家庭の対策

◇手賀沼の歴史

◇手賀沼の魚と漁業

◇手賀沼の漁業と方言

◇手賀沼の噴水について

◇手賀沼の漁業の道具と漁法

◇北千葉導水事業の果たす役割と今後

◇下水処理方法と実態

◇アオコ回収の方法とその成果

◇ホテイアオイの栽培とその成果

◇手賀沼の環境改善を願って活動するボランティア団体とその活動

◇手賀沼の水質改善のために各家庭ができること

◇ヘドロの回収・処理・利用とその成果

◇礫間浄化の方法とその成果

◇観光地・レジャースポットとしての手賀沼の現在と将来

◇手賀沼の漁業の実情と今後の見通し

◇野菜の栽培(湖上農法)

農業における手賀沼の果たす役割

手賀沼学習の様子(平成15年7月)手賀中学校ホームページから

 

 

 

グループの活動計画を詳しく決めました。

学習ノートに記録しました。

完成した校内LANのインターネットを活用して資料収集を行いました。

■グループごとに具体的な調査活動を開始するにあたっての、事前計画が話し合われました。主な調査活動先は下記のとおりです。

・手賀沼フィッシングセンター ・柏市役所 ・我孫子市役所 ・沼南町役場

・道の駅しょうなん ・手賀沼周辺の農家 ・手賀教会 ・ニコライ堂

・千葉県手賀沼下水道事務所 ・最終処理場 ・水の館 ・沼南町中央公民館

・我孫子市生涯学習センター「アビスタ」 ・鳥の博物館 ・手賀沼周辺

・子の神大黒天 ・百庚申 ・水神山古墳 ・将門神社 ・原氏の墓 他

■調査グループごとに、今後の計画が具体的に決まり、今後は12月まで様々な形で学習が行われます。「生徒が今何を学びたいのか」を第一に学習を進めていきます。

 

3年生は具体的な調査先、調査日を決めました。

インターネットでの情報収集も盛んです。

学習方法や、計画について真剣に考えました。

  
  

 
  


手賀沼学習は何よりも子どもの自由な発想をのびのびと表現することができるようにしたいです。
生徒の声
「テーマを決めて、具体的にどのように調べていくのか、自分の考えをまとめながら進めていくところがとても楽しいです。12月のまとめに向けて精一杯学習したいです。」

グループごとに調査用紙に計画の概要を記入しました。

1年生は学習計画の概要を決めました。